彼はカナダ人シェフ〜バンクーバーで国際恋愛〜

山あり谷あり、人生ってそんなもんだよね

国際恋愛に向いている人って?

国際恋愛って実際どんな感じなの?

 海外生活や英語に興味がある人なら一度程度は憧れたことがあるかもしれない国際恋愛イケメン外国人彼氏。海外ドラマなどで見られる積極的な愛情表現、特別な愛称、お姫様のように扱ってくれるって本当?!

本記事でわかること

 

外国人彼のここがすごい

 愛情表現は全てストレート。1日に何度もYou are beautiful, I am so lucky, I love you so muchと伝えてくれます。寝起きの髪の毛ボサボサの状態でも、Good morning my love, you are pretty など言ってくれるのも当たり前。自己肯定感が上がりますね!日本人でも愛情表現を直接伝えてくれる人はもちろんいると思いますが、私の経験上で日本人の元彼と比較した場合では、カナダ人彼の方がしっかり気持ちを伝えてくれていると思います。一方で、察する文化や本音と建前の文化などは存在しないので、余計なことを言ってくることもたまにありますが。

 次に、レディースファースト文化。車のドアはもちろん、お店のドアは開けてくれるし、レストランで椅子に座るときには椅子を引いてくれる!まるでお姫様になった気分!と言いたいところですが、私の彼はというと、付き合い始めた当初は車のドアは開けてくれましたが、今はおしゃれなドレスにヒールを履いてなどでは無い限り、あまり開けてくれません。慣れって怖いですね笑 一概には言えませんが、イギリス人などは小さいか頃から「レディースファースト文化、紳士とは。」というところを叩き込まれているらしいので、お姫様のように扱ってくれるかもしれませんね!

 

国際恋愛に向いている人

 自分の気持ちをを正直に伝えられる人。コミニュケーションが好きな人。英語が好きな人。

 そう、私が考える国際恋愛における1番のキーポイントはコミュニケーションです。日本人同士でも、言葉のチョイスや言い方によって相手に不快感を与えてしまったり、誤解が生まれるなどよくありますね。しかし、違う文化で育ってきた相手と、自分の母国語では無い言葉でコミュニケーションをとるとなると訳が違います。また英語特有ですが、日本語ほど婉曲した表現はあまり使わず、はっきりとストレートに言います。付き合い始めの私たちは、コミュニケーションエラーが原因で非常に喧嘩をしていました。そんなに強く言わなくたっていいじゃん、私の気持ちを察してよ、英語は私の言葉じゃ無いんだから!などと、イライラしていました。基本的に、外国人彼が察することは不可能です。無駄に期待することは諦めて、自分の気持ちを正直に伝える、わからない表現があったらこれはこう意味?と違う英語に変えて聞いてみましょう。彼が理解のある人なら、一緒に問題に向き合ってくれるはずです。もう一つは、英語学習はずっと続けること。簡単なコミュニケーションだけ取れても、上部の軽い話だけでは済まないのがカップルでありパートナーですよね。相手を深く知る、自分を深く知ってもらう、2人の関係性をさらに深いものにするためには英語のレベルを上げるしかありません。それでも彼が自分の英語力に対して何かを言ってくるようであれば、彼に日本語の勉強を提案してみるのもいいかもしれません。英語が話せるのは当たり前じゃないんだよ、私は頑張って努力しているんだよということが伝わると思います。

 

国際恋愛に向いていない人

 固定観念が強く、2人の文化の違いを受け入れようとしない人。シャイな人。自立していない人。

 外国人彼と付き合う中で文化の違いが原因で喧嘩になることもあるかもしれません。具体的な例を一つ挙げると、カナダ人彼は「付き合ったらカップルは基本的に365日24時間一緒にいるのが当たり前」という考え方がありました。付き合い始め当時、私は語学学校に通っており放課後に友達と遊ぶ予定をたまに立てていました。しかし彼は、「なぜ自分が呼ばれないのか分からない。」と。私の頭の中はクエスチョンマークでいっぱい。なんで、私のクラスメートの集まりに彼氏を呼ばないと行けないの?私の友達との時間は邪魔されたく無い。彼氏との時間は彼氏、友達との時間は友達と分けるのが当たり前と私は思っていました。彼に「私の文化では、たとえカップルでも交友関係は分けて付き合う。あなたも男友達と遊びに行きたかったら私抜きで行っていいからね。」と伝えましたが、「なんて冷たい文化なんだ。僕の文化では男女関係なく遊ぶし、カップルはずっと一緒に行動する」と。私の育ってきた文化を冷たい文化と馬鹿にされてたまるか!と頭の中でプッチーンと。全ての時間を友達に費やしていたのなら、彼の意見にも納得かもしれませんが、7割は彼に使っていたつもり。3割くらい友達と過ごしたっていいじゃないかと、数日間モヤモヤ。クラスメイトのコロンビア人に相談したところ、「コロンビアでも基本的に付き合ったらカップルは一緒に行動する。日本人みたいに彼は彼の友達と、彼女は彼女の友達とと分けて交友関係を持ったりしたいけど、その文化が存在していないしやり方が分からないと。」びっくり仰天です。やり方がわからない???普通にそれぞれで遊べばいいんだよ?と言う感じなのですが、これも文化の違いです。彼とは数日後に話し合いましたが、完全に理解してくれるまでは半年くらいかかりました。今となっては、「君の文化もいいね、クールだよ。」と言いながら、男友達と飲みに行くようになりました笑。男同士でしか話せないこと、女同士でしか話さないかと、彼としか話さないかと、少しなりとも分けていますよね?個人的にはそれぞれの時間を作る方がバランスが取れて、2人の関係もうまく行くと思っています。もし彼が、私の文化が絶対におかしい、私が彼の文化に合わせるべきと言っていたら、私は別れていたと思います。外国に暮らすからと言って彼の文化に合わせる必要はありません。もちろん私も、彼の「カップルは一緒にいるし彼の友達の集まりにも参加する」という文化を尊重していますし、たまに彼の友達と遊んだりすることもあります。お互いの文化の違いを受け入れ理解、すり合わせや歩み寄りができないと、国際カップルとして成り立つのは難しいと思います。

 次に、シャイな人や自立していない人。シャイな人は単に物静かな日本人という印象で終わります。また、え〜できない〜、わかんない〜、やって〜みたいなタイプの人も、可愛らしいという印象は全く植え付けず、単に大人なのに自立していない子供っぽい、教養がないのかなという印象を与えてしまうだけです。逆にテキパキと仕事をして、自分の意見を主張できる、自立した女性の方が人として魅力があるようです。もちろんシャイな外国人もたくさんいますし、静かなタイプの方が好きという人もいます。英語になるとさらにシャイになってしまうという気持ちも分かりますが、日本人にとっての強目の主張は外国人にとっては普通の会話程度にしか思われないので、怖がらずにバンバン自分の意見を伝えてみましょう。